丸紅基金より、車両費として152万円を助成いただきました!
本当に有難うございます。これまで以上に居住支援を充実させていきたいと思います。
贈呈書の授与
贈呈ですが、なんと福岡より丸紅の九州支社長花田様と地域統括部の宮崎様が鹿児島のやどかり事務所まで来られ、贈呈書をお渡しいただきました。
贈呈式の後は、やどかりの活動についてご説明させていただき、シェルターなどをご見学いただきました。
遠いところまでお越しくださり、本当に有難うございました!
助成金で購入する車両の使い道
購入する車両ですが、ダイハツの「タント ウェルカムターンシートL」と言う車種を購入予定です。
この車は低床タイプで高齢者や障害がある方の乗り降りが楽だったり、荷物クレーンがついていて、車いすを持ち上げて後部座席に載せたりすることができます。
やどかりではこの車ので活用方法としては以下のようなものを考えています。
①アウトリーチの際の交通手段として
やどかりでは鹿児島市内に100件以上の利用者さんがいます。
家賃滞納や騒音問題で,大家さんや管理会社よりやどかりに連絡が来ることがありますが、こういったトラブルには,何らかの疾患により金銭管理ができない状態になっていたり,病気や障害で医療やサービス利用が必要な状態となっていたりするなど、課題が隠れている場合が多くあります。
利用者さんが生活を立て直し、地域での生活を続けていくためには,適切な制度や医療・福祉に早急につなぎを行う必要があり,アウトリーチ(訪問支援)が必要になります。
新しく導入する車両は、こうした利用者さんの訪問活動に役立てていきたいです。
②入居時の移動やシェルターへの布団や家電の運搬手段として
物件に初めて入居される方の場合、けがや病気で体調を崩されている方が多く、手続きのため行政施設に行くのが難しいため、移動手段に車を使う場合があります。
またやどかりが運営しているシェルターがあるのですが、大きくてかさばる布団類や家電の運搬のため、車があれば非常に助かります。
これまではスタッフ個人の車でどうにか対応してきたのですが、今後は新しく導入される車両を使って対応できればと思っております。
③障害や病気を持った人が居場所に参加する時の移動手段として
やどかりではつながりを促進するため居場所サロンや料理会を開催しています。
しかし、やどかりの利用者さんには病気や障害を持っていて移動が難しい方がいらっしゃいます。
今回購入する車種は車いすを載せることが可能なタイプなので、居場所サロンの開始の際にその方たちを送迎することで、サロンへの参加をお手伝いすることができます。
終わりに…今後に向けて
やどかりではこれまで車を持っていなかったので、アウトリーチや障害のある方のサロン参加がなかなか難しいというお悩みがありました。
車両を確保できたことで、よりきめ細やかに利用者さんの様子を伺うことができ、大変嬉しいです。
今後は居住支援や身寄り問題をより詳しくとらえていくために、アンケートやインタビューなども行い、問題の詳しい像を捉えていければと思っております。
助成いただいた丸紅様、本当に有難うございました!
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