令和 4 年度 独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業(WAM)のご報告

やどかりサポート鹿児島では、2022年4月〜2023年3月にかけて、独立行政法人福祉医療機構の助成金で「生活困窮者支援のための当事者主体のシェルター運営事業」を行っておりました。

2022年5月から3部屋のシェルターを運営しておりましたが、1年間で26名の方を助けることができました。

最も多かったのはホームレス状態の方で11名、次に多かったのがDV被害者で6名、生活困窮者・精神障がい者・知的障がい者の方が各2名ずつでした。


DV被害者の方は身一つで逃げだしてこられることが多いのですが、スムーズに福祉サービスにつながらなかったり、相手が離婚を承諾してくれなかったりして滞在が長引くケースが多かったです。

年齢に関しては20代から70代まで幅広い年齢の方を受け入れました。
50代と60代が8名と多くなっていましたね。
20代の方も3名いらっしゃいました。

シェルター運営は共住困難の経験を抱えたことがある方がピアサポーターとして関わって下さり、利用者さんにコンビニやスーパーの場所を教えてあげたり、食料を持っていって下さったりしました。
利用者さんからは「ピアサポーターの方が助けてくれて本当に助かった」「自分も人を助けたいと思った」など素敵なコメントをたくさんいただきました。

助成金事業の詳しいご報告については、以下の報告書にまとめましたので、お読みいただければ幸いです。

令和4年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業_NPO法人やどかりサポート鹿児島_報告書

シェルターの運営を続けられたのはご関係者の皆様の並みならぬご協力のおかげだと思っております。
本当にありがとうございました。

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