皆さまこんにちは!
いつもブログを読んでくださってどうもありがとうございます。
やどかりの広報スタッフです。
今回は2023年6月17日土曜日に「やどかりサポート鹿児島」の2023年度総会を行ったので、そのご報告をいたします。
総会の会場と来て下さった方
今年度の総会は鹿児島市のボランティアセンターで行われました。
やどかりサポートの活動を支えて下さっている会員さんや、理事の方が集まりました。
出席者は全部で25人。会員さんの数はこの約2倍なのですが、欠席の方には委任状を頂いて決議を行います。
我々やどかりの事務局スタッフも参加いたしました。
総会の内容
理事長挨拶
理事長からは冒頭あいさつとして2022年度のやどかりサポート鹿児島の活動報告のほかに、2022年度の保証事故の件数や原状回復費、支援者がおらず福祉サービスにつながっていない利用者の方たちに対してどのように支援をしていくかなど、今後の課題の説明がありました。
やどかりサポートが出来てから16年経ちますが、16年の間に利用者さんも高齢化しており、それまで健康に生活してきた利用者さんが、病気で倒れて医療機関に搬送されるようなケースも出てきました。
利用者さんの状態は経年で変化するので、きめ細かい支援のためには常日頃のモニタリングが必要ですが、それにはたくさんの時間と手間が必要です。
持続可能な連帯保証システムを今後どのように作っていくのかが課題です。
2022年度の活動報告
会員や理事の方に2022年度の活動報告を行いました。
2022年度はSUUMOジャーナルへの掲載や、第55回MBC賞の受賞で露出が多く、活動を評価していただき大変嬉しい年でした。
一方で、「地域福祉連帯保証」の保証人数の推移や、事故や滞納による保証事故が多い年でもありました。
代位弁済額が200万円を超えたのは初めてだそうです。
やどかりの地域福祉連帯保証は利用者さんの利用料や、会員様・寄付者様ご寄付によって運営されています。
多くの方の暮らしを守るために財政をしっかりと管理していく必要があると感じました。
次年度の計画
2023年度の計画としては、利用者さん達の社会的孤立状態の解消により具体的にアプローチしていく事が示されました。
やどかりの連帯保証で居住を確保した後、誰とも話す機会がなく、家の中にこもりきりになって社会的孤立状態になってしまう利用者さんが少なくありません。
それを防ぐために居場所サロンの運営を行ったり、LINEグループを作ったりして、利用者さんが参加できるチャンネルを増やしていくこと、どうしても参加したくない人にはIOTを使ったプライバシーを確保できる見守りの手段を提供していく事をお伝えしました。
また、相談支援事業部からは、次年度は障碍者手帳をお持ちの利用者の方はもちろんの事、「手帳を持っていない隠れた障害者のかたもしっかりと支援を行っていきたい」と話がありました。
総会資料をオンライン公開に!
活動の内容を伝えるために非常に重要なのは資料です。
やどかりでは去年までは資料はすべて紙ベースの非常に分厚い資料を作っておりました。
紙には紙の良さがある反面、印刷コストが高い事や、モノクロかつ文字ぎっしりで読むのが大変なこともあり、今年から電子化し、写真や図を多くした見やすい資料を作ることを心掛けました。
電子化するとカラーで読みやすくなる上に、HPからダウンロードもできるので(紙ベースの総会資料の時は毎回必要な方に郵送していた)共有も簡単で助かります(^-^)。
今後は資料を作る時はなるべく電子媒体を使い、必要な場合はプリントアウトで配布するという形を取りたいと思います。
↓総会資料はこちらからフルページ閲覧が可能です。
終わりに
私たちは活動に対して様々な方々にご寄付やご協力を頂いています。そのためしっかりと説明責任を果たしていく必要があると思います。
今回は総会資料を電子化し、PCやスマホからよりアクセスしやすくするようにしました。
NPOが何をしているのかを簡単にご説明するのはとても難しい事だと思うのですが、私たちの活動をより多くの方にご理解いただけるように、今後も広報資料の改善をおこなっていきたいです。
最後に、読んでくださった方、総会に出席して下さった方、本当にありがとうございました!
やどかりサポート鹿児島「孤独死ゼロアクション」寄付のページはこちら
https://congrant.com/credit/form?project_id=6337