シェルター研修会を開催しました

こんにちは!やどかりサポート鹿児島広報スタッフです。今回は9月25日に谷山で行われたシェルター研修会についてレポートします。

現在やどかりサポート鹿児島ではWAM助成をいただきシェルターを3か所運営しています。そこで入居された方の支援や退去時の清掃をかつて住まいに困った経験をされた当事者の方に助けていただいています。このような当事者の方をピアサポーターを私たちは呼んでいるのですが、今回は実際にピアサポーターとして活躍いただいている方や最近入居したばかりだけどピアサポーターに関心がある方々に参加いただき、研修会を開催しました。

目次

やどかりの活動とはそもそも何??

研修会ではまず全体で自己紹介を行ったあとに2つのグループに分かれてやどかりサポート鹿児島や理事長、職員に聞いてみたいことを話し合いをしてもらいました。

そこで出された意見の中で多かったのは「やどかりサポート鹿児島ってそもそもなにをしているのかよくわからない」というものだったので芝田理事長からやどかりの設立からの流れについてご説明いただきました。

やどかり設立の経緯をお話しする芝田理事長

元々はホームレス支援から連帯保証の問題にぶつかり、やどかりが設立するにいたったのですが、実際に連帯保証をして住まいを手に入れられたとしても本人の孤独や孤立が解消されるわけではないことがわかってきました。

当事者主体を目指すやどかりでは当事者同士のつながりを築くために居場所事業やシェルターでのピアサポーターの協力をはじめ、様々な活動に取り組んできました。

今後もやどかりとしては自らも当事者の一人として皆さんと協力して活動に取り組んでいこうと思います。

シェルター入居の方とどうやってコミュニケーションとる?

ピアサポーターはシェルターに入居している方のお手伝いをしていただくことが多いですが、シェルターに入居する人も十人十色。どのようなコミュニケーションの取り方がいいのだろうと迷ってしまうこともあります。

今回の研修会ではシェルター入居にあたって起こり得そうな事例を取り上げ、どのような接し方がよいのか?やどかりとピアサポーターで考えられる連携について2つのグループで話し合ってもらいました。

検討した事例は以下のものです。読んでいる皆さんもどのようなコミュニケーションができそうか考えてみてください。

【事例①】
シェルターに入居。
60代,男性,指宿市出身,20年前に離婚していて単身生活。
がんになり,失業し,治療費のため家賃滞納、退去となりホームレス状態になった。
余命2年程度と診断されている。
性格は穏やかで,身の上話や自分の病気の事も、特に隠さずに話してくれる。
鹿児島市に来たことはあまりなく、市電もほぼ使ったことがない。
電話は料金滞納のため使えなくなっている。
【検討】
①最初はどのような接し方が考えられるだろうか?
②今後どのようなかかわりが求められるだろうか。
③現地のピアサポーターとやどかり事務所の役割分担はどのようにすればいいだろうか?

検討事項の①~③までそれぞれ発表いただきました。

グループで話し合った内容を発表していただく様子

出た意見をまとめると以下のようなものになりました。

①最初はどのような接し方が考えられるだろうか?

本人の意見を尊重し、してほしいこととしてほしくないことについて自分の考えを押し付けないようにする。

失礼のない話し方を心がける。

取り立てなどの経験もある方が多いので最初の訪問は手紙で行うようにする

②今後どのようなかかわりが求められるだろうか?

定期的な訪問を行う。

要望をしっかり聞く。

③現地のピアサポーターとやどかり事務所の役割分担はどのようにすればいいだろうか?

緊急時はやどかりに対応してもらい、緊急時以外はやどかりとピアサポーターでの連携や情報共有。

やどかりとピアサポーターでシェルター入居者がどのような人なのか情報を共有し、どのような支援が必要になるのかあらかじめ確認をしておく。

この事例検討では正解というものはありません。相手とのコミュニケーションですから〇×を判断することはできませんよね。ただ相手を気遣うにはどうすればいいのかみんなで話し合うことは今までなかった自分の話し方に気づく機会になります。

今後もシェルター研修会を行っていきたいと考えています。今回は谷山での開催になりましたが、また別の場所での開催を予定しています。お近くでの開催の際にはぜひご参加ください。

本事業は令和4年度(補正予算)独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成金(WAM)で運営いたしました。

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この記事を書いた人

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